2011年11月3日(木祝)に
ホームカミングデーが開催されました。
 
南翔会の会員、卒業生のみなさんへ
南翔会顧問 伊東留美

 明けましておめでとうございます。南翔会顧問の伊東です。年を明ける前に投稿しよう、と思いながら、年明けになってしまいました。年末に書いたものを今、書き直しています。新年を迎えて、改めて一年の速さを実感しています。2011年は、本当にいろんな出来事がありました。東北大震災を始め、世界のあちらこちらで自然災害があり、多くの悲しいニュースを見聞きした年でした。こうした突然に舞い込む災害というのは、実に受け入れがたいものだと改めて実感し、また2011年の言葉として「絆」が選ばれましたが、人生の中で大切な人やものを考えた年でもありました。

 南山短期大学は、昨年4月から南山大学短期大学部としてキャンパスが移り、南翔会事務局も、南山大学の同窓会の建物の中に引越しをしました。南翔会理事の皆さんの企画・準備のおかげで、総会から始まり、会報、ホームカミングデイ(以下HD)など、これまでと変わらない活動が維持できました。南翔会の変わらぬ企画であるHDは、11月3日に南山大学で初めて開催されました。役員皆、どれくらいの卒業生が集まるのだろうか、と心配しましたが、当日は、大勢の卒業生がR棟という新しい建物で集うことができました。一方で、様々な理由で参加が叶わなかった多くの卒業生もお見えだと思います。そうした方々のために、ここで、HDの様子をお伝えしたいと思います。

 今年度のHD会場は、南山大学のR棟4階の教室でした。R棟は、今年竣工された新しい棟で、正面の入口から入ると、Word Plaza、Japan Plaza、国際教育センター、英語教育センターがフロア全体を囲むようにあり、7階には短大部の教員の研究室があります。また多くの短大の授業がこの棟で行われています。短大から引越しの際に持ち込んだものも数々R棟の内外に飾られています。

 HDには、英語科、旧人間関係科の先生方が参加してくださり、卒業生も大勢参加してくださいました。開催数日前に、山口真人先生がお亡くなりになり、会の中で物故者の祈りがささげられ、皆でお祈りをしました。山口先生の死は誰も予想すらしなかった事でしたが、津村先生からここ数カ月のご様子を伺うことができました。山口先生はご病気と真摯に向き合い、前を向いて生き抜かれ、ほんのわずかですが、その現実を受け入れることができたような気持ちがします。

 そして、南山大学学長と南山大学同窓会会長がお忙しい時間を割いて、短大卒業生に挨拶に駆けつけてくださり、大学同窓会の紹介をしてくださいました。同窓会は、快く南翔会を会員として向かい入れてくださっています。来年度からの活動がスムーズにいくことを本当に期待しています。そして、今年度を最後の年として退職される天野先生、小知和先生、宮崎先生、Garlid先生にお話をしていただきました。天野先生は、必ず1年生全員が必修で受講する「日本語」を担当され、就職課の担当でもあられましたので、最近の卒業生なら、誰もが知っているという先生です。源氏物語が楽しみだったという卒業生の方も大勢お見えでしょう。小知和先生は、「ベタニアの主」と言われるほど、ベタニアを使う学生には名の知れた先生です。1期の卒業を見送った、短大の生き字引ともいえるほど、短大のことをご存じの先生です。宮崎先生も短大開校当初から教えておられ、本当に多くの学生が文法の授業でお世話になったと思います。Garlid先生は、留学した卒業生なら知らない人はいないと言う位、留学生のお世話をしてくださいました。これら4名の先生方は来年の3月には卒業生と一緒に新たな出発をされます。そうした先生が短大をふりかえり、語ってくださることばの奥には、多くの学生達や短大での様々な場面や出来事がたくさん重なっていたことと思います。先生方のお話の中には、短い時間だけでは表現できないような思いがたくさん詰まっていたと思える内容でした。

 そして、その後自由に会場内で教員と卒業生が交流をし、時間もあっという間に過ぎました。在校生の2年生がボランティアでR棟内を案内してくれる企画もあり、卒業生が参加してくれました。また、関口先生の「国際協力入門」を受講している2年生がフェアトレードを企画し、コーヒーや雑貨を4階のテラスや教室で販売していました。大勢の卒業生が買ってくださり、フェアトレードに協力してくださいました。

 HD終了後、卒業生や教員の皆さんから、来年度のHDについての質問をいただきました。今年度のような会を継続してほしいという希望もあります。来年度は、大学同窓会と一緒に活動することになり、HDもそうした同窓会イベントの一つとなることでしょう。ですので、引き続き、11月3日に南山大学に来てください。そして、是非、短大ネットワークを作っていきましょう。私も、皆さんと一緒に何かできたら、と考えています。

 多くの卒業生の皆さん、特に社会で働いている方々にとっては、2011年は厳しい年であったと思います。2年生の在学生達は、就職難の中で希望を持って就職活動をしています。最後になりましたが、2012年が皆さんにとって一歩でも二歩でもできる範囲で前進できる一年となることを心から願っています。
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南翔会

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